今朝のタロット:5枚引き


引いた順番:ペンタクルの10逆位置→世界逆位置→ペンタクルの7逆位置→カップの9正位置→司祭正位置


ペンタクルの10:物質的成功、慣習、永続性。お金持ち。
逆位置で引きたくない物の上位に入るんではなかろうか。


次いで世界:統合、調和、係わり合い、達成。
これまた逆位置で引きたくない物の上位である。


ペンタクルの7:評価、報酬を受ける、方向転換。
地味に逆位置で引きたくないカードである。



ここまでで逆位置が3枚出たわけであるが、世界とペンタクルの10は金銭面での豊かさという意味で強調しあう。これ即ち経済的にまずい、ということである。実に不吉である。


で、残りの正位置に助けを求めるのであるが、


カップの9:望みを満たす、満足、感覚的な喜び。
良いカードである。特に世界とは強調しあい、心からの願望をかなえる、となる。


司祭:教育、伝統的な信念体系、従属、集団への帰属。
アドバイスを受けるには良いカードである。ペンタクルの10と強調し合い、保守的、ルールに従う、となる。


いろいろ強調しあったり逆位置で出たり簡潔にまとめるに苦しむ出方であるが、まとめるとこんな感じであろうか。
「金銭的に評価されない。経済的にまずい。が、常識的に立ち回れば気分上での成果は大いに得られる。」
清貧とかそんなかんじであろうか。末吉か凶か判断に苦しむくらいの結果である。

今朝のタロット:3枚引き


3枚で有る程度分かるものをわざわざ5枚引く必要は無い。5枚引くくらいなら、いっそ10枚引いてケルティッククロスにする。が、時間は無いわ気合は要るわで毎日ケルティッククロスをする気にはならない。5枚引きの正式な並べ方も有るのだがそれも気合が要るのでそうはしない。本題に入る。

ソードのクイーンは正直さ、明敏さ、機知、経験の豊富さ、またはそれを持ち合わせた女性を示す。これが逆位置で出るというのはどういうことか、という事を解釈するのにあとの二枚を付け加えるわけだが、
ワンドの2:個人の力、大胆さ、独創性
カップの3:友情、コミュニティ、精神的な豊かさ
この二つと合わせて解釈するに、ソードのクイーンの逆位置は、そのカードの力が足りていない、もしくは必要とされている、と見る。即ち、交友関係において個としての表現を行うに当たって、正直さとその場を切り抜ける機知、経験の豊富さが求められる、といったところか。

そもそも逆位置のカードは悪い事を示すものではない。何かを警告しているか、アドバイスしているか、足りないものを示すのが逆位置なのである。であるがゆえに逆位置のカードをどう解釈するか迷う事にもなるのだが。

今朝のタロット:5枚引き

引いた順番:カップのクイーン逆位置→カップの10逆位置→カップのエース逆位置→ワンドの10逆位置→カップのキング逆位置
また5枚引きである。また全部逆位置である。カップのクイーンの逆位置を解釈しようとした結果逆位置のカードが出まくったのである。

ワンドの10は仕事の引き受けすぎ/重荷/努力
カップの10は喜び/平和/家族
カップのエースは感情、直感、共感
これらが逆位置で出たということは、己に重荷を課しすぎて周囲にある幸せに目が向かない、といったところか。幸せの青い鳥は近くに居るのである。
キングとクイーンはペアを作る。即ち、外向/内向、論理/直感、他者/個人などである。これがカップのスートで、カップのエースと一緒に、しかも逆位置で出たというのは実に意味深である。
ワンドの10、カップの10と合わせて結論を出すならば、
「責任の感じすぎ、自分への課題の課しすぎで他者、自分に対して優しさがなくなり、周りに有る幸せに気づかない」といった所か。
目標を立てて努力をするのは良いが、高すぎる目標を立てないように、ということであろう。

今朝のタロット:ケルティック・クロス・スプレッド


ゲェッ、悪魔に死神に吊られた男だと、不吉な!
・・・なんて単純にやるのは大間違いである、と私の解釈書には書いてある。ポジティブに受け止めるなりそこから教訓を得るなりするのがタロットの健全な解釈の仕方だそうである。

  • 題:私が他者の前に出ると酷い精神的疲労を覚えるのに対し、如何に対策すべきか。
  • 概略
    • スート
      • 大アルカナ 7
      • ペンタクル 2
      • ワンド 1
    • 大アルカナの数が多すぎる。即ち、長期的な力の継続、大きな力による運命の変化を示す。
    • ワンドのエースと魔術師がペアになっているのは意味深である。だって魔術師が絵で持っているのはワンドだし。
    • エースが正位置で出るのはいつだって良い事だ。ワンドのエースは創造、自信、勇気、熱意。
  • 詳細
    • 中央:悪魔正位置(束縛、物質主義、無知、希望のなさ)⇔正義(正義、責任、決断、因果)
      • 中央の二つのカードの解釈は、まず対立するか強調しあうか判断するのだが、この場合対立であろう。
      • 結論も含めて詳しい意味を判断する。
    • 結論:恋人正位置(他社との結びつき、性的な何か、自己への信頼、価値観の決定)
      • 恋人のカードは、人間同士の結びつき、性的隠喩だけではなく、二人の恋人のうちどちらを選ぶか、のような決定を迫るカードでも有る
      • 即ち、今までの自堕落、無知、絶望の生活を取るか、過去の因果を清算し、責任と正義の生き方を選ぶか決断せよ、ということであろう。
    • 無意識と意識:吊られた男正位置(手放す、逆転、待機、贖罪)⇔星正位置(希望、天啓、惜しみなく与える、平穏)
      • 心の表面では希望、平穏が表れていても、無意識のうちに罪の意識を感じているということか。
      • なんにせよ吊られた男は不吉なカードではない。贖罪のあとには平穏が来るのである。
    • 過去と未来:ワンドのエース正位置(創造、勇気、熱意)⇔魔術師正位置(行動、自覚、集中、力の発露)
      • これほど解釈のしやすい組み合わせはそうないだろう。即ち、過去から蓄えられてきた力が今発現するのである。大吉兆である。
    • 自己と環境:ペンタクルの9正位置(規律、洗練、自己への信頼)⇔ペンタクルのページ(結果を出す、実際的になる、繁栄する、信用する/信用に値する)
      • これまた吉兆であろう。即ち、自己を律する様が他者に認められようとする、という事であろう。
    • 希望と恐れ:死神正位置(終わり、変化、除去、抗えぬ力)
      • まさに希望と恐れとしか言いようの無いカードの出方である。決定的な終わりが、自己を別の次元へと押し流す、余分なものを捨てろと迫られる、と言ったところか。そして、死神のカードの解釈では、死は再生を連れてくるもの、とポジティブに考えるべき、とされている。
  • 総論
    • 「闇を捨て光を求めるならば、汝力を得るべし。仮にてめぇが闇にしがみつこうが光を選ばざるを得なくなる。なのでおとなしく正道に立ち返れ。貴様はまっとうな真人間になるし、なれるのだ。それが運命である。」

これだけ大アルカナが出たのでは運命という表現を使わざるを得ない。そして自ら運命に従えば自然と光に向かう、ということであろう。

0523.今日のタロット5枚引き。


左から「世界逆位置」「正義逆位置」「ペンタクルの5逆位置」「ペンタクルの3逆位置」「節制逆位置」
引いた順番はペンタクルの5→ペンタクルの3→節制→正義→世界
なんでそんな並べ方をして要るかというとあくまで真ん中のカードの補足として他のカードを引いているからである。そういう並べ方が有るからそれに従った訳ではない、が、5枚は引きすぎた。3枚で留めるべきだった
ペンタクルの5=貧困、困難、体調不良。その逆位置の解釈として4枚引いたがこれも逆位置で、結果全て逆位置になってしまった。
全部逆位置ともなると、これは警告か悪い予感として見るしかなかろう。嫌な卦である。
世界と節制、ペンタクルの3は調整、統合として強調しあうカードであり、これが逆位置ということはいまだ事ならず、未完成、不調和とみるべきか。
正義=責任、因果応報。これの逆位置は決断の先延ばしとでも見るか。
そしてそれらからペンタクルの5逆位置を解釈するに、貧困/困難/体調不良は慢性的に続く、まだ最終結果は出ない、といったところか。なんとも景気の悪い卦が出たものだが、今の私の現状を見るに仕方ないといっても良いかもしれない。
ここは一つ景気よく新しき出発とかそういう方面のカードを引きたかったものだが。